以前svchost.exe(netsvcs)というプロセスがメモリを食い潰す件 の記事でwindowsUpdateを手動実行にすることで解決したと書きましたが、その後手動で行おうとしたところでまた同じ事象が発生し、WindowsUpdate自体ができない状態になっていることに気付きました。
そこで再度いろいろ調べたところ、ついに根本原因と対策にたどり着きましたので書いておきたいと思います。
これまでの経緯
ある日突然PCが使えないほど重くなった。調査の結果svchost.exe(netsvcs)というプロセスがひたすらメモリを使っていたため、そのプロセスを自動起動しないようにして解決していた
今回の状況
とはいえ月に1回くらいはWindowsUpdateしないとセキュリティ的にあれだよね、ということで手動でWindowsUpdateを実行するも、「更新プログラムの確認中」のまま全く進まず、ついでにPCが重くなる事象も再発。この時メモリは上限いっぱいまで使われていた。
再度調べてみる
このままじゃまずいと思い、また調査を開始。前回はsvchost.exeで調べたが、今回はWindowsUpdateが失敗することに注目して調べた。
すると、WindowsUpdateが失敗事象が2015年4月~8月ごろに増えているとの記事を発見。
その記事によれば発生するPCの条件は
・windows7 SP1
・メモリが4GB以下
とのこと。自分のPCはまさにこれでした。
対策を実行してみた
更新プログラムを手動で入れることで解決できるとのこと。具体的には以下の2つを適用することで直りました。
・Windows 7 用更新パッチ (KB3050265) ※32bit用です。同じ番号の64bit用もあります。
・WindowsUpdateそのものの更新プログラム
両方とも、ダウンロードしたファイルをダブルクリックすればインストールできます。
メモリを大量に消費する事象自体はKB3050265をインストールすることで直りましたが、念のため両方入れました。
これをインストールした状態でWindowsUpdateを実行すると、時間はかかりますが更新プログラムをダウンロードでき、無事更新できました。
原因
予想ということですが、2015年4月~8月頃のWindowsUpdateにより適用されたパッチのいずれかが原因だそうです。自分が使えなくなった時期もそのあたりなので、当たりっぽいですね。